フィッドストリート ドライジン 750ml

¥1,099,999

フィッドストリート ドライジン 750ml

正統派ロンドンドライジンらしさと、ハワイ素材のトロピカルを感じるフレイバー。11種類のボタニカルから。森の空気、花、柑橘のフレッシュなブーケ。FID STREETの名は、19世紀頃ホノルルを訪れた船乗りたちが、乾いた喉を潤すために集ったかつての通りの名に由来します。

■内容量:750ml
■ブランド:フィッドストリート ドライジン
■温度帯:常温
■原産国:アメリカ合衆国ハワイ州
■保存方法:
高温多湿及び直射日光は避け、冷暗所に保管してください。開封後はできるだけ早めにお召し上がりください。

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フィッドストリート ドライジン 750mlとは

★柑橘、スパイス、ハーブ・・・ハワイ由来の11種を用い蒸留した、FIDGINだけのオリジナル・ボタニカル。本場ドライジン愛好家も認める生粋の正統派ロンドン・ドライ。

 

★ジントニックで爽快に。また、ドライ・マティーニのベースにも素晴らしいポテンシャル。・ソーダ割やトニック割に。ブルーベリーやミントの葉を添えて爽やかに。

 

★シックなグリーンのボトルは空間を彩る存在として、お店やBARシーンに映える存在感。お酒の好きな方へのプレゼントとしても、とても好評。

ハワイアン・ジンなのに「LONDON DRY GIN」その理由は?日本初上陸のGINに読み解く。

「ジュニパーベリー・コリアンダー・フェンネル・カルダモン・メレゲッタコショウ・ラベンダー・アイリス・レモン・オレンジ・シダーリーフ・アンジェリカ。」

この深いグリーンのボトルが印象的なクラフトジンのボタニカルだ。クラシックな切手を模したラベルには帆船が描かれ、かつて英国船が度々訪れたホノルルの古き歴史を物語っている。

下部には、薄い文字で慎ましく”LONDON DRY”という表記が。はて、ハワイアン・ジンなのに”ロンドン・ドライ・ジン”?実はこの「ロンドンドライ」とは、ジンの製造方法と成分のカテゴリーによる呼称なのである。

・100リットルのアルコールに対してメタノールが5g以下。

・香り付けを自然の植物とともに行い、伝統的な蒸留機で再蒸留されていること。

・蒸留後原酒の状態が70%以上の度数であること。

・蒸留後に水以外のものを加えないこと

・37.5°以上のアルコール度数であること。

などなど・・・これら様々な条件をクリアしたジンであれば”ロンドン・ドライ・ジン”と表記することができるのだそうだ。地理的制約でシャンパーニュ地方で作られなければシャンパンと呼称できないそれと違い、東京で造ろうとマウイ島で造ろうとLONDON DRYと冠すことができる。なるほどなるほど。封を解き、香ってみればまさに正統派ドライジンのそれである。

 私は不意に「江戸前寿司」を思い出した。狭義には東京湾で採れるネタの寿司のことを呼ぶそうだ。同時に広義に言えは「握り寿司」全体を指し示す言葉としても呼称される。だから、大阪やシンガポールにも粋な「江戸前寿司」の良店が存在する訳である。

 ちなみにジンにまつわる書物によると、ロンドン・ドライジンの中で、実際にロンドン市内で造られているジンは「ビーフィーター・ジン」のみだそう。え?!タンカレー・ゴードン・ボンベイといった親しみのあるジンは、実はロンドン以外の町で造られている!?・・・なるほど。南の島でロンドンドライが生まれても何の不思議はない。

 さて。この度、正規輸入で日本初上陸となるこのFID STREET GIN。未だ日本のジン愛好家にもほとんど未知の存在である。

 英国海軍出身のキャプテン・クックことジェームス・クックが、未知のハワイ諸島の存在を欧州に知らしめ、翌年カウアイ島に初上陸したその時に思いを馳せながら、じっくりとハワイ産のジンを愉しんでみたい。”FID STREET”というその名にも当時のヒストリーが込められているらしい。味わいのレビューは、また時を改めて・・・

ちなみにジェームス・クックはハワイからKava(カヴァ・カヴァ)」とも呼ばれる飲み物を持ち帰ったと言われている。コショウ科の木「ヤンゴーナ」の根を砕き、水を加えてこした、ポリネシアでは実に3000年も前から習慣的に飲まれていたというものだ。

スペインのスパークリングワインであるCAVAとは全く異なるそのKAVAという飲み物も、アルコールのような酩酊感を覚える飲料だという。何それ?と話を広げたところだが、文字数の関係で、この話もまた別の機会に。

マウイに来たなら!ハリイマイレでご機嫌なお酒を

Tasting.
この言葉が嫌いな人はいないのではないでしょうか。日本語で「試食/試飲」。前回の記事でご紹介したマウイ島の蒸留所「ハリイマイレディスティリング」でも、テイスティングを含めた見学ツアーがほぼ毎日催行されています。

マウイの繁栄の中心で

「信じられないかもしれないけど、ここハリイマイレは100年ほど前までは島でもっとも栄えた町のひとつだったのよ!」
ガイドが軽妙な語り口でツアーをスタートさせます。さとうきびやパイナップルのプランテーションが多かったこのマウイの高原地帯は、ものすごい数の労働者であふれていたといいます。そして現在ハリイマイレディスティリングは、この土地からのすばらしい恵み、マウイゴールドパイナップルを使ってさまざまなお酒を蒸留しているのです。

パイナップルって、有能なんです

もともとはパイナップル畑で使われるトラックのメンテナンス場だったというかまぼこ型の建物。これが現在蒸留所、テイスティングルームとして使用されています。蒸留所に入ると、まず目に入るのは大きな貯蔵タンク。彼らの主力商品は、マウイゴールドパイナップルを使ったウォッカ「パウ」、ジン「フィドストリートジン」、ウイスキー「パニオロ」、さらにはさとうきびを原料としたラム「マヒナラム」です。

世界にひとつだけの…

ウォッカ、ジン、ウイスキーづくりは、まずパイナップルジュースを発酵するところからスタート。1週間程度かけて発酵したものを、まずステンレスの蒸留器で1次蒸留します。それをさらに2次蒸留して純度を上げるのですが、ここで使うガラスの蒸留器がとってもスペシャル。前主任蒸留士のマーク・ニグバーが、フラスコなどを製造する医療器メーカーとコラボレーションして作り上げた世界に一つだけの蒸留器なんです。

本当に40度?

「みなさん準備はいい? いよいよテイスティングルームに移動します!」
ガイドの言葉に歓声があがります。ドライバーさんは涙を飲んで我慢してくださいね。テイスティングルームでは、日替わりで数種類のお酒を実際に味わうことが可能です。お気づきかと思いますが、ここで蒸留するお酒はスピリッツ。どれも40度を越える高い度数です。しかし、驚くのはそのマイルドでクリアな味わい。蒸留酒なのでパイナップルの味そのものはしないですが、香りやわずかに残る風味にどこか甘みを思わせます。

マウイに訪れたらぜひ。WEBサイトからツアーの予約可能です。残念ながらなかなか現地に行けないという方は、bowlショップで商品販売しておりますよ!

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