「僕さ、喫茶店のコーヒーゼリーが大好きなの。ほんと、おいしいよね」
元ハワイアンレストランのシェフ・ボビー青木さん、今日はなぜだか喫茶店のコーヒーゼリー愛を語り始めましたよ。ちょっと、聞き耳を立ててみましょう。
「コーヒーの旨みと苦みが凝縮したゼリーに、ガムシロップをたっぷりかけてさ。でもね、もっとおいしくする方法を思いついちゃったんだ。しかも、ハワイアンな感じで…」
それは、俄然気になります。甘いものはボビーさんのお得意ですしね。今日もご指導、よろしくお願いします。
ハワイアンフレーバーコーヒーゼリー
(材料)※約4人分
・アルフレッズコーヒー フレーバーコーヒー ハウピアココナッツ 50g
・お湯 550ml ※コーヒーメーカー、またはハンドドリップの場合
(抽出後のコーヒーが500mlになるようにお湯を用意する)
・グラニュー糖 50g
・ゼラチン 60g
・ホイップクリーム お好みで
(つくり方)
1. コーヒーを抽出する
2.1が熱いうちに、グラニュー糖とゼラチンを入れ、よく混ぜる
3.2をタッパーなどの容器に移し、約1時間おいて粗熱をとる
4.3を冷蔵庫に入れ、4〜5時間冷やす
5.4を容器から出し、お好みのサイズにカットして器に盛りつける
6.お好みでホイップクリームを添える
なるほどー、ハワイのおみやげとしても大人気のフレーバーコーヒーで、ゼリーをつくっちゃうってわけですね。これは、聞いているだけですでにおいしそう。
「でもね、シンプルなだけあって、ちょっとした加減で仕上がりががらりと変わっちゃうの。大きなポイントがふたつあるよ。まずひとつめ。味がぼけないように、通常のコーヒーよりもちょっとだけ濃い目に淹れること。そして、ゼラチンを少し多めにしてかために仕上げること。これで、味も食べ応えも大満足のハワイアンコーヒーゼリーのできあがり」
さっそくひと口…、うん、最高! でもこれ、どんなフレーバーコーヒーでもうまくいくわけではなさそう。アルフレッズコーヒーだからこそなせる業、じゃないですか?
「いいとこついたね。そう、ベースのコーヒー豆に対して手抜きをしていないし、フレーバー自体は控えめで自然に香り立つのがアルフレッズの特徴。でも…、それをゼリーにするっていう僕のアイデアも…ほめてほしいなぁ」
ボビーさん、まさに自画自賛。でも、この味は、自画自賛に値します。