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2021.05.25 TUE # product

コロアラム代表
ボブ・ガンターに聞く
唯一無二の酒造り~前編

Hawaiian Sugarcane and Mountain Water
Koloa Rum’s One and Only Rum Making #01

「ラム造りで最も重要なのは、原料となるさとうきびの種類なんだ」
カウアイ島でハワイ産の原料を使いメイドインハワイにこだわるラム蒸留所「コロアラム」の代表ボブ・ガンターはそう話します。
「さとうきびは品種によってスクロース(ショ糖)の含有量が異なる。このスクロースこそが、発酵し、蒸留を経てアルコールとなる部分だからね」
コロアラムの名前にもなっている「コロア」というカウアイ島の町。ここで1835年にハワイで初めての商業さとうきびプランテーションが確立されました。
「ハワイのさとうきびは、スクロースや果汁の量、また収穫量の高さでも優れている。その品質の高さが世界的に認められてきたんだ」
豊富な雨量と日差し、そして栄養価の高い火山土壌により、ハワイでは年間通してさとうきび栽培が可能だったのだとボブは話します。

単一産地のオーガニックラム?

しかし、2016年マウイにあったハワイ最後のさとうきび製造所が廃業。コロアラムではそれまでに入手したきび糖を原料にラムを製造しています。
「一般的なラムのほとんどが、『糖蜜』を原料に造られている。これは砂糖を生成したあとに残る液体なんだけど、コロアラムでは糖蜜ではなく砂糖そのものを原料にラムをつくっているんだ」
コロアラムがこだわるのは、あくまで「メイドインハワイ」。仕入れた砂糖が底をつくのを見ているだけではなく、自分たちでオーガニックのさとうきび栽培にも着手しています。
「地元の単一産地のオーガニックシュガーケーンから絞ったジュース。これを使った『コロア・シングルエステート・オーガニックラム』を、いま開発している真っ最中なんだよ」

火山が磨くピュアウォーター

お酒造りに欠かせないものといえば、水。日本でも水のきれいな場所に酒蔵が多いのはご存じのとおりです。
「我々が使っているのは、地元カウアイ島ワイアレアレ山の水。年間おおよそ1万から1万3000mmもの降水量を誇り、世界で最も雨の多いエリアのひとつなんだ」
東京の年間降水量が約1500㎜なので、そのすごさがわかるかと思います。
「雨はそのまま海に流れ出るのではなく、火山土壌にゆっくりと浸透していく。やがて地下の広大な帯水層まで到達し、そこで濾過された水はピュアで口当たりのいい最高の水になるんだよ」
まだまだ尽きないボブのお話。後半は次回!

KOLOA RUM

2009年創業、カウアイ島のラム蒸留所。希少なハワイ産のさとうきびと地元ワイアレアレ山の天然水を原料...

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