ハワイで、サトウキビ産業が全盛だったプランテーション時代のお話。当時、農場で働いていた人々が、使い終わった小麦袋(フラワーサック)を漂白、キッチンタオルに仕立て直して使っていました。これが、フラワーサックタオルの起源。まさに先人の知恵ですよね。
ハワイの先人の知恵……小麦袋を再利用したエコなタオル
コットン100%素材、とても柔らかくて薄く、優れた吸水力も魅力のフラワーサックタオル。キッチンタオルとして、ちょっとした風呂敷代わりとして、現在もローカルの人々に愛されて続けています。そんなタオルを一枚ずつシルクスクリーンプリントして仕上げる、日系のキヤブ夫妻によるブランドが「ダウンタウン・ジェネラルストア(Downtown General Store)」です。

様々なアーティストやローカルショップなどとコラボレーションすることも多いダウンタウン・ジェネラルストア。今回は、ハワイを拠点にカラフルハッピーなアートを生み出す人気アーティストのスザンヌ・ジェネリックと初のコラボを実現しました。
ハワイに伝わる恋の神話を一枚ずつハンドプリント
モチーフは、ナウパカの花。ナウパカの花は、ちょっと不思議な半円形をしています。ナウパカ・カハカイ(海のナウパカ)と、ナウパカ・クアヒヴィ(山のナウパカ)の花があり、それぞれが半円の形に花びらを付けているのですが、この花には多くの伝承が残されています。

「私は、ナウパカの花にまつわるラブストーリーが大好きなの。ずっと昔、愛し合っていた若い男女が、結婚を反対されて命を絶ってしまったのだけど、その後、女性は海のナウパカに、男性は山のナウパカへと生まれ変わったっていう神話があって。だから、山と海のナウパカの花の半円の部分を合わせて一つの円にすると、ふたりが再会できると言われているのよ」とスザンヌ。
ハワイに古来から伝わる、ロマンチックで愛に満ちたストーリーを背景に、スザンヌが描いたナウパカのデザイン。それを、キヤブ夫妻が一枚ずつ丁寧にフラワーサックの生地にプリントして仕上げたキッチンタオル。新しさと懐かしさ、温かみを感じる素敵な一枚に仕上がってますよね。
あざやかなピンクとターコイズブルーのカラーもかわいい。約68cm x 68cmと大判なので、様々なシーンで使えそうです。
Love brings us togetherのフレーズも素敵なこのデザインは、枚数限定のオリジナル。Made in Hawaiiのアロハな一枚で、キッチン時間を楽しく快適にしてみては。