2022 10.04 tue

タロイモと里芋
“親戚同士”のタッグで
変わりマッシュポテト

Did You Know Taro Works for This?
Try Our Yum Yam Mashed Potatoes
TARO BRAND

「ハワイの“いも”といえば、タロイモだよねぇ。このままいもレシピ特集を続けるなら、タロイモにもスポットを当てなかったら、元ハワイアンレストランシェフの名が泣くぜ…」
いつも私たちにすてきなレシピを教えてくれる、ボビー青木さん。前回前々回と、秋においしい、おいものレシピを紹介しています。
「ステーキなんかについてくることが多い、マッシュポテト。脇役に甘んじている感じだけど、タロイモでつくったら存在感ばっちり、主役を食っちゃうかもしれないよ」
なるほど、タロイモマッシュポテトですが。今回もなかなかおもしろくなりそうです。

タロマッシュポテト

(材料)※約3~4人分
・タロイモ粉末 20g
・水 60g
・里芋 300g
・バター 12g(大さじ1)
・牛乳 大さじ3
・粉チーズ 小さじ2
・塩こしょう 少々
・グレイビーソース お好みで

(つくり方)
1.タロイモ粉末を水で溶き、鍋に入れてかき混ぜながら加熱する
2.里芋をよく洗い、ボウルに入れてふんわりとラップをかける。レンジでやわらかくなるまで加熱し、皮をむいてつぶす
3.鍋にバターを入れて火をつけ、溶けたら1、2、粉チーズ、牛乳を加えてヘラでよく混ぜる
4.塩こしょうで味をととのえる

タロイモを使って…とはいえども、日本で生のものを入手することはまず不可能。そこで今回は、タロイモ粉末を使うことにしました。

タロイモと里芋、手を取り合って

「大きな葉っぱを見てもらえばわかるけど、タロイモは里芋の仲間。タロイモ粉末を使ったペーストに、マッシュ里芋を合わせてみようと思うよ」
できあがったマッシュポテトは、通常と比べてかなりねっとり。ここにグレイビーソースをかけて口に入れると、濃厚ないもの風味が広がりました。
「うーん、いけるじゃん! じゃがいもとはまた違う素朴な味わいと、この粘り。見るからに栄養がありそうだよね。腹もちも良さそう」
あっという間にマッシュポテトを平らげたボビーさんは、その横のステーキへとまっしぐら。今日も食欲はとどまることを知りません。

この商品にまつわる出来事

BRAND ブランド紹介

TARO BRAND
タロブランド オアフ島

1946年、小さなポイ製造所としてスタートしたHPC社の、タロイモを使った商品ラインが「タロブランド」。「ポイ」とは、タロイモを蒸してすりつぶし、発酵させた伝統食。高い栄養価と非アレルギー性であることから、離乳食としても注目されています。HPCは、このタロイモ文化を後世につなぐべく活動しているローカルカンパニーです。