「そういうイメージないかもしれないけど、僕の引き出しの中には、おとなっぽいカクテルレシピだってあるんだよ」
元ハワイアンレストランのシェフ、ボビー青木さん。なぜかもじもじしながら恥ずかしそうに、そう切り出しました。
「ボビーさんらしくない、って言われちゃうかなと思って控えてたんだけど…。今日は思い切ってその封印をといちゃおう!ハワイアンにアレンジした、フローズンダイキリを紹介するよ」
ハワイアンフローズンダイキリ
(材料)※ひとり分
・カットレモン 1/8個
・コナシーソルト コナディープシーソルト 適量
A氷 グラス半分(家庭用冷蔵庫の氷なら5~6個程度)
Bアンティリリコイ パッションフルーツシロップ 15ml(甘めが好みであれば20ml)
Cレモン風味炭酸ソーダ 100ml
Dコロナホワイトラム 20~30ml
・ミント、バジルなどの葉 適量
(つくり方)
1.グラスの縁をカットレモンでなぞり、湿らせておく
2.浅めの皿にコナディープシーソルトを薄く広げ、1のグラスを下向きにぐるりと一周させて縁に塩をつける
3.AからDを順にミキサーに入れ、氷のかたまりがなくなるまで撹拌する
4.2のグラスに3を注ぐ
5.ミント、またはバジルの葉を飾る
本来ダイキリといえば、ラムとライムジュースで仕上げた、きりっとドライなショートカクテルですが、これを、パッションフルーツシロップで甘めにアレンジ。レモン風味の炭酸を使って爽やかさもプラスし、フローズンで飲みやすく仕立てました。
「ポイントはさ、カウアイ島のコロアラムと、同じくカウアイ島のアンティリリコイのパッションフルーツシロップを使ってること。やっぱり、出身地が同じだと相性がいいよね」
ちなみにラムなしでつくれば、お子様でも楽しめる「バージンフローズンダイキリ」に。まだまだ残暑の厳しい折、ハワイの風で涼んでみてはいかがでしょうか。