「パッションフルーツジェリーが、ちょっぴりかわいそうな状況にある」
元ハワイアンレストランのシェフ・ボビー青木さん、今日はなんだか悩み顔です。
「ジェリーっていうジャンルが、日本であまりなじみがないせいか、『どう使ったらいいのかわからない』って、敬遠されがちなんだよね」
たしかに。日本人が聞くと、「ゼリーのことですか?」って思っちゃいますよね。
「そう。そのあたりの分類は以前の記事でも説明しているんだけど、ジェリーっていうのは、果肉を取り除いたクリアなフルーツジュースにペクチンと砂糖を加えて固めたもの。ジャムとまったく同じように使えるんだ」
ですよね。しかも、果肉が入っていない分、むしろレシピを選ばなそう。
「その通り。今日は僕のおすすめの食べ方を紹介するよ。映える朝食、間違いなし!」

ベーグルwithパッションフルーツジェリー
(材料)※1人分
・ベーグル 1個
・アンティリリコイ パッションフルーツジェリー 25g
※ジェリーは固さを残したいので、使用する直前まで冷蔵庫に入れておく
・クリームチーズ 25g
・お好みのフルーツ 15g ※写真では冷凍ベリーを使用。冷凍フルーツを使う場合は、事前に解凍し、キッチンペーパーなどで水分をよくとっておく
・ミント お好みで
(つくり方)
1.ベーグルを半分にスライスする
2.1を少し焦げ目がつく程度にトーストする
3.2のベーグルにクリームチーズを塗る
4.3にパッションフルーツジェリーをのせる
※食感が残るよう、すくってのせたジェリーをあまりのばさないのがおすすめ
5.4にお好みのフルーツ、ミントなどを飾る
か、かわいい…。この見た目だけで、テンション上がっちゃいます。
「でしょ。でも味ももちろん抜群なの。クリームチーズとパッションフルーツジェリーの組み合わせ、好きなんだよねぇ」
わ、ほんとだ。おいしい。クリームチーズもジェリーも、たっぷりめに塗ってあるのがたまらないですね。
「そう、そこがポイント。あとは、ジェリーを加熱して少しとろけさせてもおいしいから、食パンにたっぷり塗って、トースターで焼いたシンプルスタイルもおすすめ。ぜひいろいろと試して、お気に入りの食べ方を探してみてね」





