オアフ・ホノルル空港から約40分、意外と気軽に訪れることのできるマウイ島。前回に引き続き、空港から約1時間以内で行けるドライブルートをご紹介していきましょう。
マウイで高原ドライブ
マカワオから車で南下、段々と標高が上がっていきます。右手には、海へと続くなだらかな勾配。その向こうに「ウエストマウイ」と呼ばれる島の西側がかすんでいます。このあたりの高原地帯は、通称「マウイアップカントリー」。やしの木、ハイビスカスといった一般的なハワイのイメージとは一線を画します(写真)。
家族連れはぜひ
15分ほど車を走らせると、右手に何やら色とりどりのかわいらしい看板が。「クラカントリーファーム」は4代目農家のチャウンシー・モンデンが奥様のティーナと営む総敷地面積100エイカーの広大なファーム。一年中新たまねぎのような甘みが特長のブランドたまねぎ「マウイオニオン」など、さまざまな作物を栽培しています。とれたて野菜にジャムやソース、ドリンクなど、さまざまなラインナップのそろうファームスタンドも。ほかにも子ども連れでも楽しめる仕掛けが盛りだくさんです。
標高を上がるというオプション
ちなみに、アップカントリーから東へハンドルをきると、島の最高峰ハレアカラ(標高3055m)山頂までのアクセスロードへとつながります。頂上付近まで車で行けるので、登山に自信がない方にもおすすめ。ただし、車を降りたら決して走らないこと。想像以上に酸素が薄い! 簡単に登頂できる反面、注意が必要なのです(ハレアカラ山頂まで行くとなると、空港から1時間以内では到着しませんので悪しからず)。
ワイナリーに牧場グリルも
そのまま南下を続けると、右手に「ウルパラクアランチグリル」、左手に「マウイワイン」が現れます。マウイワインでは、ハワイ産のぶどうや、パイナップルを使った珍しいワインを醸造。ワイナリーツアー参加やテイスティングもできます。
「ウルパラクアランチ」の「ランチ」とは牧場のこと。ウルパラクア牧場で牧草だけを食べて育ったマウイビーフのハンバーガーなどがいただけます。テラスで焼き上げるパティをマウイオニオンなどの新鮮な野菜とともにサンド。おすすめはマウイゴールドパイナップルスライスのトッピングです。
1時間のドライブでこれだけの体験ができるマウイ島。今度のお休みのデスティネーションにぜひ。旅行が難しい方は、せめてbowl shopでお買い物をどうぞ。