2020 01.28 tue

マウイ爽快ドライブ
1時間以内で回ろう!
小さな町々~前編

Let’s Go Drive Around Maui!
Visit Small Unique Towns #01
HALIIMAILE DISTILLING

マウイ島の存在はよく知っていても、訪れたことのある人は少数かもしれません。ハワイの玄関口オアフ島、数年前から直行便が再就航したハワイ島などに比べると、確かにアクセスは若干おっくう。しかし、島間のフライトはオアフから約40分で着きますし、広大なハワイ島に比べて町々がコンパクトにまとまっている、じつに観光しやすい島なのです。今回は空港から約1時間以内で行ける、マウイの魅力的な街をいくつかご紹介しましょう。

マウイ1のおしゃれタウン?

マウイの玄関口は、カフルイ空港。半オープンエアーの気持ちのいい建物です。まずは、ここから車で東へ10分ほどで到着する町、パイアへ。色とりどりの木造建築が立ち並ぶかわいらしい景観です。もともとはさとうきび畑のワーカーたちでにぎわったプランテーションタウン。多くの日系移民も住んでいました。その後ハワイのさとうきび産業の衰退に伴って、街にはサーファー文化、ヒッピー文化が流入。ナチュラルでオーガニックな雰囲気をもった唯一無二の町となりました。

カウボーイの気配

パイアからさらに10分ほど内陸部へ。マカワオの町は、カウボーイタウンとして知られています。「ハワイにカウボーイ?」と驚かれる方もいるかもしませんが、その詳細は以前の記事からどうぞ。町中の店の前には、カウボーイたちが馬をくくりつけていた木の杭がいまも残されています。おしゃれなパイアに対して少々渋い雰囲気の町ではありますが、古い建物をそのまま利用して新しいアパレルショップ、雑貨店などもオープンしている興味深いエリアです。

パイナップルのお酒?

マカワオタウンのはずれ、ハリイマイレという町とのちょうど間付近には、広大な畑が。ここで育つのが、高い糖度、低い酸度で知る人ぞ知るマウイゴールドパイナップル。町からすぐの場所なのに、東京ドーム約80個分のフィールドが広がりその向こうに海がかすむその景観は圧巻です。畑の隣にはこのパイナップルを使ってウォッカウイスキー、ジンなどをつくる蒸留所「ハリイマイレディスティリング」が。最後にテイスティングも待っている蒸留所ツアーは、ほぼ毎日、30分ごとに開催されているのでぜひチェックを。

大変、スペースが足りません。この続きは次回の記事で。

この商品にまつわる出来事

BRAND ブランド紹介

HALIIMAILE DISTILLING
ハリイマイレディスティリング マウイ島

マウイゴールドパイナップルの畑のすぐ隣にある蒸留所。看板商品は、マウイゴールドとマウイ島の天然水でつくるパイナップルウォッカ「パウ」です。これをケンタッキー産3年熟成のバーボンとブレンドし、さらに熟成させたパイナップルウイスキー「パニオロ」も大人気。2019年にリタイヤした父の跡を継ぎ、コーリー・ニグバーが主任蒸留士を務めます。