「カウアイ島」と聞いて、何を思い浮かべますか? 映画「ジュラシックパーク」のロケ地? シダの洞窟? ワイメア渓谷? どれも正解ですが、コーヒーでもとても有名なことをご存知でしょうか?
全米1のコーヒー農園
島でもともと広大なさとうきびプランテーションだった場所が、コーヒー農園へと舵を切ったのは1980年代後半。単一農園としては現在ハワイ1位の規模、すなわちアメリカ1位の規模を誇ります。このカウアイコーヒーとのコラボレーションで生まれたのが、コロアラムの「コロアコーヒーラム」です。
豆を漬け込む?
コーヒーラムというと、「ラムに焙煎したコーヒー豆を漬け込んだものですか?」と質問を受けることがしばしばあります。確かに、その方法でもおいしいお酒ができあがりますし、自分なりにアレンジできるのは楽しいですよね。でも、コロアコーヒーラムは豆を漬けたラムではなく、本物のコーヒーとラムをブレンドしたプロダクトなのです。
リアル水出しコーヒーで
「カウアイコーヒーのコールドブリューを使っているんだ。大きなタンクにコーヒーと水を入れて、中の羽をゆっくりと回す。24時間くらいかけてゆっくりと水出しにするんだよ」
コロアラムのギャレットが教えてくれます。うーん、そのままコーヒーの状態でも味わってみたい! コーヒーとラムの味わいを上手にまとめるためにお砂糖も加えられますが、そのブレンドもこの大きなタンクのなかでおこなうとスムースなんだそうです。
やめられない、止まらない
このコロアコーヒーラム、グラスに注いでまず驚くのは立ち昇る芳醇な香り。初めての方は決まってその目を大きく見開きます。そして口に運ぶと嫌味のない丸い味わいが、濃厚かつさわやかに喉を通りすぎていく。34度というアルコール度数ながらも、もうひと口、さらにひと口、と欲しがってしまう魅力的な味わいです。
スイーツでも大活躍
ロックでもおいしいですが、ミルクとの相性はばつぐん。また、ソーダ割りでさわやかに仕上げてもGOOD。カクテルに限らず、バニラアイスクリームにかければ即席絶品スイーツのできあがりです。カウアイのいいところがぎゅっと詰まったボトルから、ひとときの南国旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。