2019 08.16 fri

ハワイ産コーヒーの
味の違いとは?
島ごとにご紹介~後編

Do Not Talk About Only Kona!
This Is All About Hawaii Coffee #02
ALFRED’S COFFEE

島ごとにその味わいの異なるハワイ産コーヒー。前回のハワイ島コナコーヒー、カウコーヒーに引き続いて、ほかの島のコーヒーもご紹介してまいりましょう。

ノースショア発、「ワイアルアコーヒー」

オアフ島でもコーヒーが栽培されていること、ご存知ですか? ノースショア、ビッグウェーブで有名なハレイワの近くで収穫される「ワイアルアコーヒー」です。これは、もともと大規模なさとうきびプランテーションだった場所でコーヒーが栽培されるようになったもの。酸味が少なくすっきりとした、マイルドな味わいのコーヒーを育てます。

全米1の規模! 「カウアイコーヒー」

島を代表するコーヒー生産会社である「カウアイコーヒーカンパニー」は、畑の広さは1200ヘクタール以上で400万本以上のコーヒーツリーを栽培。ハワイ1、つまりは全米1の規模を誇ります。マイルドでなめらか、そして軽やかな「カウアイコーヒー」は、1日に何杯でも飲めてしまうようなフレッシュな味わいです。

希少な「マウイモカ」に注目

東と西、ふたつの島がくっついたような形のマウイ島は、ハワイで2番目の面積を誇ります。島の中でもさまざま異なる気候を擁し、そこから生み出されるコーヒーの味わいはユニーク。なかでも注目は「マウイモカ」という品種です(写真)。もともとエチオピアやイエメンに起源をもつモカ種で、穏やかな酸味とチョコレートのような高い香りが特徴。小粒で、希少性の高い豆です。

しっかりとした味わい、「モロカイコーヒー」

カウアイにも負けない、ゆったりとした空気の流れるモロカイ島。この島でもやはりコーヒーが栽培されています。島の西部クアラプウにある農園「コーヒーズオブハワイ」が有名。やわらかな酸味と、しっかりと飲みごたえのある味わいが特徴です。

ハワイのなかでもじつにバラエティに富んだコーヒーのラインアップがあること、おわかりいただけたのではないでしょうか。豆の個性プラス、焙煎で大きく味が変わるのがコーヒーのおもしろいところ。今回は豆自体の特徴をメインにご紹介しましたが、農園オリジナルの焙煎、オリジナリティあふれる各焙煎所のロースト――。飲み比べてみるとさらにおもしろくなってきますよ。

この商品にまつわる出来事

BRAND ブランド紹介

ALFRED’S COFFEE
アルフレッズコーヒー オアフ島

ハワイの有名ホテル・レストラン100社以上にオリジナル焙煎のコーヒー豆を提供しているロースター、アルフレッド・コッシーナ。1983年からコーヒーの世界に携わり、いまやハワイのコーヒー業界になくてはならない人となりました。ガイドブックにはまず載らない、知る人ぞ知るコーヒー職人である彼の日本限定オリジナルブランド。