ハワイ島・ヒロにあるBig Island Coffee Roasters (ビッグアイランド・コーヒー・ロースターズ)のフラッグシップカフェ兼焙煎所。2023年にオープンし、月ごとにフィーチャーされるコーヒーをハンドドリップでじっくり抽出したホットコーヒーや、自家製シロップを使った人気のシグネチャードリンクなどが楽しめます。地元民はもちろんのこと観光客も訪れる、ヒロタウンのマストストップの一つ。ヒロ空港からも近く、オーシャンブルーを基調にしたスタイリッシュな店内は、いつも人が出入りして賑わっています。
ピンチをチャンスに変えるパワー
「実はカフェをやるつもりは元々なかったの。裏方で良いと思っていたのだけど、良いチャンスに恵まれたのでせっかくだからやってみようと思ったのよ。それにビジネスの拡大に伴って従業員も増え、それまで使っていた自宅兼ウェアハウスではスペースが足りなくなってきて、大きなスペースに引っ越したかったというのもあったわ」そう話すのは共同オーナーのケリー・スチュワート。
ハワイ州のカッピング競技会でのグランドチャンピンオンをはじめ、数々の賞を受賞し、ハワイコーヒー産業のロックスターとなったケリーと、夫で共同オーナーのブランドン・ヴォン・ダミッツ。当時、プナ地区の自社農園内にあった自宅の隣のウェアハウスを行き来する従業員だけではなく、パパラッチさながら多くの人が自宅に詰めかけることもあり、家にいてもプライバシーがほぼゼロの環境だったそう。カフェの話は、良いタイミングだったということもあったのでしょう。
「結果として、カフェをオープンしてとてもハッピーだし、新しいビジネスチャンスが来るようになったわ」と笑顔で語るケリー。コーヒー農園での苦労が絶えなかった数年間の生活も、プライバシーがなかった生活も、笑顔でさらっと話してくれるその姿。多くのピンチや困難を乗り越えたからこその達観した精神なのかもしれません。
※コーヒー農園との出会いの記事はこちらからどうぞ。
マニフェステーションで引き寄せたハワイ島コーヒー農園との運命の出会い-前編
マニフェステーションで引き寄せたハワイ島コーヒーお農園との運命の出会い-中編
マニフェステーションで引き寄せたハワイ島コーヒーお農園との運命の出会い-後編
実際に、彼らのコーヒーはオアフ島などのカフェや施設とパートナーシップを結び、エスプレッソマシーンの設置やコーヒードリンクのレシピを伝授するなどして、直営カフェ以外にもビッグアイランド・コーヒー・ロースターズの美味しいコーヒーを飲める場所は拡大しているのです。
店内からは焙煎の様子を見ることも!
ヒロの直営カフェ店内からは焙煎機が見える窓を設置して、毎週行われる焙煎の様子を見ることもできます。フレッシュさを最も大事にするから、カフェの隣に併設された焙煎所では少量ずつ丁寧に豆を焙煎していくのです。また、カフェはヒロのコミュニティースペースとして活用され、イベントが開催されることも。
例えば、毎年4月にヒロで行われるフラの祭典、メリー・モナークの週にはライブミュージックが行われ、多くの来店客がコーヒーとミュージックを楽しんでいました。もちろん、ライブミュージックは午前中開催!朝から元気なヒロの皆さん、なのです。

店内で販売されるスナックやフードは店内で作られるものか、地元から仕入れるもので、コミュニティーやサステナビリティをコアバリューに置いています。もちろん、焙煎したばかりのコーヒー製品などお土産用のアイテムも充実しているので、チャンスがあればぜひ寄ってみて。奥がオフィスになっているので、オーナーの二人に会えることもあるかもしれません!
※ビッグアイランド・コーヒー・ロースターズについてもっと知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
ハワイコーヒー業界のロックスター、ビッグアイランド・コーヒー・ロースターズとは





