「ここ数年、節分といえば恵方巻きが定番になったけど、あれこそ家で手づくりしたら楽しいと思うんだよな」
元ハワイアンレストランのシェフ・ボビー青木さん。今日のターゲットは恵方巻きですか。
「なんでも好きな具材を入れられるから、ぐっとハワイアンに仕上げることだってできちゃう。しかも、酢飯にひと工夫するとっておきのレシピがあって…。知りたい?」
ここで、「イエス」以外の返答はないですよね。本日もよろしくお願いします!
パイナップル香る恵方巻き
(材料)
海苔 適量
<酢飯> ※太巻き約4本分
・米2合
A パイナップル果汁 または100%パイナップルジュース 50ml
A 寿司酢 50ml
A コナシーソルト ハワイコナディープシーソルト 小さじ1/2
・ビッグアイランドビーズ オヒアレフアハニー 大さじ3
(つくり方)
<酢飯>
1.お米を炊く
2.Aを混ぜ、そこにオヒアレフアハニーも加えてよく混ぜる
3.炊き上がったごはんの粗熱がとれたら、2を回しかける。混ぜずに1分間おき、味をなじませる
4.3をしゃもじで切るように混ぜる
<太巻きのつくり方>
1.お好みの具材を用意する
2.巻きすの上に海苔を置き、その上にすきまなく平らになるように酢飯を置く。この際に、自分と遠い側は2cmほどあけ、手前側は海苔の端までごはんを置く
3.2の上に具材を並べる
4.手前の酢飯と反対側の酢飯が接するようにひと巻きし、固めに押さえる
今回使用した具材
(肉編) ※1本分
きゅうり 縦切り1/4本/カルアポーク※リリコイBBQソース大さじ1/2で味つけ 50g/ポルチュギーズソーセージ 50g/ベーコン (ブロックベーコンを細長くにカットしたものをフライパンで炙る) 30g/厚焼き玉子(細長くカット) 70g/塩ゆで枝豆 約20粒/パイナップル(細長くカット) 40g
(魚編) ※1本分
まぐろ(刺身用切り身を細長くカット) 40g/きゅうり 縦切り1/4本/アボカド 1/6スライス/とびっこ 大さじ1/紫玉ねぎ(薄切りスライス) 15g/黄パプリカ 1/10スライス
「具材はもちろんお好みでOKだけど、今回は肉編と魚編の2種類、参考としてつくってみたよ」
肉編には、ハワイを代表するメニュー、カルアポークが入っているのがポイントですね。スモーキーなベーコンに、パイナップルがさわやかです。
「魚編は、まぐろととびっこで、ポケをイメージしてみたよ。まぐろをあらかじめごま油で和えたり、オゴを入れたりするとより一層ポケっぽくなる」
なるほど、変幻自在ですね。というか…ボビーさん、この酢飯、なんだか通常のものよりフルーティな香りがするような…。
「気づいちゃった? そう、それこそ隠し味。お酢と一緒にパイナップル果汁を混ぜ込んでいるんだよ。そして、甘味は砂糖ではなく、オヒアレフアハニー!」
どおりで、これはおいしい。来月、ひな祭りのちらし寿司にもぴったりですね。