本日、5月5日は端午の節句。鯉のぼりや兜を飾っているお宅も多いかと思いますが、日系移民の多いハワイでも「こどもの日」は知られた存在。限定のお菓子などが店頭に並ぶのを見かけます。英語名は「Boy’s Day」。となれば、男の子いるお宅も、「かつての男の子」がいるお宅も、この機会にちょっと男の子らしいこと、してみませんか? 近年は空前のキャンプブーム。その目玉と言えばなんといってもバーベキューです。そこで活躍できれば、男の子たちの株は急上昇!ってことは間違いないわけであります。なかでも、ちょっと難易度の高そうな燻製、自分でもできちゃったら…かなり男らしいですよね。ハワイでは、豚肉をいぶし蒸し焼きにするカルアピッグを筆頭に、燻製料理が非常にポピュラーです。
直接火はつけないんです
初心者でも扱いやすいのはスモークチップ。これは燻製材となる木を細かく加工したもので、簡単に温度を上げることができます。ポイントとしては、このチップに直接火をつけるのではなく、別の熱源で温めてチップから煙を出すということです。使用するのは「スモーカー」、「燻製器」と呼ばれる道具。スモーカー下部のスペースにスモークチップをのせ、下からバーナーなどの火で加熱します。箱状のスモーカーの中の網の上に食材をのせれば、下からの煙でいぶされるという仕組みです。
じつは、フライパンでできちゃう
いま、途端に面倒くさくなった人、いますよね。「燻製器なんて持ってないし…」。きもち、ものすごくよくわかります。でもじつは燻製は、鍋か深めのフライパンがあれば家のキッチンでできちゃうんです。要は、先ほど説明したスモーカーと同じ状態を鍋でつくればOK。用意するのは、1.スモークチップ、2.鍋か深めのフライパン、3.2より少し小さめの径の金網、4.アルミホイル、5.お好みの食材、これだけです。コンロの上で、鍋に置いたアルミホイルの上にチップをのせ、その上に金網をセット。そこに食材をのせて火をつけたら蓋を閉め、5~10分待てば完成です。所要時間は食材によりけり。ご自分なりに研究してみてくださいね。
肉、卵、チーズやナッツはもちろん、私のおすすめは、はんぺん。醤油、塩なんかの調味料も燻製してみるとおもしろいですよ。