2020 03.03 tue

アヒ、オノ、マヒマヒ…
魚の名前を知れば
ハワイはもっと楽しい

Ahi, Ono, Mahimahi…
Interesting Hawaiian Fish Names
FOR J’s HAWAII

海外のレストランでメニュー決め。困惑しますよね。多少英単語がわかっても、お料理の表現は少々特殊。しかもハワイでは「ハワイ語」の固有名詞も登場するので、慣れないうちはちんぷんかんぷんです。今日は特にややこしい、ハワイ語の魚の名前についてご紹介します。

ハワイで魚といえば…

もっともよく目にするのは「アヒ(AHI)」。これ、基本的にはマグロのことを意味します。ハワイで流通しているのは日本でメジャーなクロマグロではなく、メバチマグロかキハダマグロ。クロマグロよりも脂が少な目で、あっさりした味わいが特徴です。

代表的な白身魚

アヒの次のよく見かけるのが、「オノ(ONO)」と「マヒマヒ(MAHIMAHI)」。オノは刀のような細いフォルムの「カマスサワラ」、マヒマヒは、個性的なおでこが印象的な「シイラ」のことです。どちらも扱いやすい白身魚で、ソテーなどでおいしくいただけます。オノのほうが若干実が固いということで、フライにするならマヒマヒがいいね、とマウイ島「パイアフィッシュマーケット」のシェフ・ネトーが教えてくれました。

ユニークなフォルムと名前

もう少し挙げるとしたら、「オパ(OPAH)」、「オパカパカ(OPAKAPAKA)」あたりでしょうか。オパは丸い形がかわいらしい「赤マンボウ」。大きいものは体長2mにもなるというから驚きです。身は白身とマグロの間といった印象のピンク色。フライやムニエルでおいしくいただけます。一方、そのユニークな呼び名からどんな姿か期待が膨らむ「オパカパカ」は、意外にも桃色が美しいお上品な「ヒメダイ」のこと。淡白な白身で高級魚とされています。

和名にも出会えます

日系人の多いハワイでは、日本語で呼ばれる魚もちらほら。「カジキ(KAJIKI)」は「クロカジキ」のことですし、ちょっとぎょっとする「シュウトメ(SHUTOME)」という名で呼ばれるのは「メカジキ」のことです。なぜ姑?と思い調べてみると、三重や和歌山の俗称でメカジキのことを「シュウトメ」と呼ぶのだそうです。きっとそのエリアからハワイに渡った日系の方たちが呼び始めたのでしょうね。

ハワイでは、魚の身にさまざまなハーブソルトやスモークソルト、ときには「FURIKAKE(ふりかけ)」をまぶすなど、バラエティにとんだ調理方法に出会います。旅行で訪れた際にレストランでそのレシピを注意深く見てみると、おみやげのフレーバーソルトの活用法が広がるかもしれませんよ。

この商品にまつわる出来事

BRAND ブランド紹介

FOR J’s HAWAII
フォージェイズハワイ オアフ島

ブランド創設者のジャニス・タンガはお料理上手。「ジャニスの料理をパッケージ化してほしい」という、家族や友人たちの声から誕生したブランドです。ハワイアンチリペッパー、マウイオニオンなど、ハワイならではの食材を使ったグルメシーソルトは、トップシェフにもファン多数。お刺身やねぎと和えれば、簡単に本場の味のポケが楽しめます。