2026 04.07 tue

ビールでコクうま!
動物性を使わない
ベジポトフ

Beer Gives the Extra Flavor
Rich Tasting Vege Pot-au-feu

「この間さ、友人のひとりからお題をもらったんだよ。その人は、基本的に動物性食材を口にしないベジタリアンなのね」
元ハワイアンレストランのシェフ・ボビー青木さん、今日のテーマは「菜食」のようです。
「ベジだからこそ、お野菜をたくさん食べるんだけど、やっぱりそれだけだとどうしてもコクが出ない。特に、ポトフなんかの煮込み料理は、どんなに長時間煮込んでもあっさり味にしかならないって言うんだ」
たしかに。ベーコンや鶏肉、バターなんかでコクを増すのがポトフの王道ですもんね。
「でね、ちょっと思いついたの。ビールを使ったらどうかなって」
なるほど、それは興味深いアプローチ! 最近はベジの方も多いですからね。それでは、本日のボビークッキングもよろしくお願いします。

ビールでコクうま! ベジポトフ

(材料)※ 4〜5人分

・にんじん 2本
・じゃがいも 3〜4個 
・キャベツ 1/5個
・玉ねぎ 3〜4個
・ブロッコリー 1/2株
・ビール 350ml
・水 350ml 
・塩  小さじ1と2/3
・ブラックペッパー お好みで

(作り方)

1. じゃがいも、にんじんの皮をむき、乱切りにする。じゃがいもは水にさらす(約5分)。玉ねぎは薄切り、ブロッコリーは房を分ける
2. 鍋にビールと水を入れ、中火で加熱してアルコールを飛ばす ※吹きこぼれに注意
3. ひと煮立ちしたら、すべての野菜と塩(小さじ1と2/3)を入れ、蓋をして弱火で20分煮る
4.器に盛り、お好みでブラックペッパーを振る

「今回使用したのは、ホノルルビアワークスのビール。じつは、あらかじめおうちで3種類のフレーバーを試してみたんだけど、結果、一番おいしかったのがこれだったんだ」
ココ・ヴァイツェン、ですか。バナナやパイナップルのようなトロピカルな風味のヴァイツェンに、ローストしたココナッツを加えたというユニークなお酒ですよね。
「そう。そうしたらさ、これが大成功で。ベジとは思えない、まろやかなコクが出たんだよ。まあ、食べてみて」
いただきます。…ほんとだ! これで、野菜と塩だけ? 信じられない…。
「ね。味に深みが生まれてるよね。ほかに、ポイントパニック・ペールエールと、プッシー・グラブス(でも試してみたんだけど、このふたつは、ビールの苦みが残る感じ。ペールエールは、ビールが好きな人なら味の個性として楽しめるかもしれないけれど、プッシー・グラブスは、苦みの主張が強すぎたんだよね」
普通に飲んだときとは、またちょっと違う後味になるのがおもしろいですね。しかし、ココ・ヴァイツェンのポトフ、本当においしい。ぜひ、ベジの方たちに一度は試してみてもらいたいレシピです。