デザイン、シルクスクリーンでのファブリックプリント、そして縫製に至るまで、ハワイのアトリエでハンドメイドされる「ジャナ・ラム(Jana Lam)」のバッグやポーチは、ロコガールはもちろん世界中から注目を集めています。
ブランドオーナーであり、アーティスト兼デザイナーのロコガール/ジャナ・ラムについてはこちらもチェックしてみてください↓
ハワイの自然をデザイン。ハンドメイドブランド「ジャナ・ラム」は唯一無二
彼女のデザインは、カラフルな花や海など「ハワイの自然」にインスパイアされたものが中心。中でもシグネチャーなのが、ブランドのロゴにも使われている「シー・フラワー(Sea Flower)」のデザインです。
「このデザインは、ハワイの実家に戻ってきた時に最初に描いたデザインなのよ。シルクスクリーンの作り方を試している頃だったわ。たぶんスクリーンを作る手法としては、まずデザインを作って、それを透明フィルムに貼ったりコピーしたりする人が多いと思うんだけど、私は違う方法を見つけたくて。それで、大きなトレーシングペーパーにオペークペン(油性の遮光ペン)で直接大きな花を描いてみたの」とジャナさん。
「それで、最初のスクリーンを作ってみたの。サンプルのつもりだったんだけど、それがジャナ・ラムとして最初の作品になって。じつは油性ペンだから、細かいコントロールが難しくて⋯。でもどういうわけか、みんながこのテイストをとても気に入ってくれて、ここから私たちのブランドが生まれ、大きくなっていったのよ」。
たしかにこの独特のタッチは、油性ペンで手描きされたことによって生まれた“他にない温かさ”を感じさせてくれます。
ちなみにこの花は、実在する花ではなく、ジャナさんのオリジナルなんだそう。「時々、これはハイビスカス?って聞かれることもあるんだけど、違うの。私のイメージの世界で生まれたモチーフであり、私たちのアイコンでもある特別な花なのよ」とのこと。
ハワイの自然の美しさとジャナさん独自の世界観が生み出したシー・フラワー。現在も、バッグやポーチ、クッション、ファッションアイテムに至るまで、様々な作品に展開されています。

このように、ジャナさんが生み出してきた数え切れないモチーフには、それぞれストーリーやこだわりが詰まっています。だからこそ、すべての商品を大切に、丁寧に、手作業で作り上げている。それがジャナ・ラムの魅力だと、あらためて感じます。
デザインに込められた物語も含め、ぜひ自分だけのお気に入りを見つけてみてください。大切な人へのギフトにも、絶対喜ばれること間違いなしですよ。





