2025 10.10 fri

ハワイの自然をデザイン。ハンドメイドブランド「ジャナ・ラム」は唯一無二

Inspired by Hawaii’s Nature: Jana Lam’s One-of-a-Kind Designs
Jana Lam

数ある「メイド・イン・ハワイ」ブランドの中でも、お洒落に敏感なローカルに支持される人気ブランド「ジャナ・ラム(Jana Lam)」。ハワイの自然にインスパイアされた、優しい色合いと躍動感あふれるシルクスクリーンプリントによる多彩なバッグやポーチなどが魅力のブランドです。

ブランドオーナーであり、アーティスト兼デザイナーのジャナ・ラムは、ハワイ州ホノルル生まれ育ちのロコガール。大学時代はアメリカ西海岸でインテリア建築とデザインを学びました。そこで「シルクスクリーンプリント」に出会い、そのスタイルに魅了されます。

2010年に故郷のハワイへ戻ると、父親とともに実家のガレージに小さなスタジオを作成。工場生産とは違う、独自のテキスタイルを作りたい、手作業でスクリーン印刷をスタートしたのが「ジャナ・ラム」ブランドのスタートでした。

「じつは2010年って私にとって、とてもクレイジーな一年で。6月に​​アメリカ本土からハワイへ帰ってきて、8月に結婚して、11月にはブランドを立ち上げていたっていうね。スクリーンプリントについても、正直深い知識はない状態だったので、いろいろな人に教えてもらいながら試行錯誤して自分たちの手法を見つけてきた感じなの。でも、インテリアデザインを学んだ中でファブリックやファッションデザインに活かせることも多かったし、自分たちにしか作れないアイテムを生み出すのは楽しかった!」と微笑むジャナさん。

こうして、自らデザインしたテキスタイルを用いたハンドメイドのバッグを作りだすと、SNSやクチコミで話題に。数々の出会いや家族の支えもあって徐々にブランドが成長していったのです。

デザインから印刷、縫製まですべて工房で手作業

「ハワイでの生活の中で生まれるトロピカルなアートワークを描くのは私の仕事。大きなスクリーンを作り、アトリエではパートナーのケリーが手作業でシルクスクリーン印刷をする。そして、すぐ横にあるミシンで縫製スタッフがひとつひとつのバッグやポーチ、クッションカバーを縫い上げて仕上げるの。ビジネスとして、もっと楽で効率的なやり方もあると思うけれど、私たちはハンドメイドにこだわり、世界に一つの商品を提供し続けたいのよ」。そう、だからジャナ・ラムの商品は、ひとつひとつプリントの色味が少し違ったり、わざと内布をひとつずつ変えたり、まさに“One-of-a-kind item”。毎年ハワイで行われるメイド・イン・ハワイ・フェスティバルの常連としても知られています。

そんな特別なジャナの世界には、カカアコにあるショップ兼アトリエで出会うことができます。カラフルで優しい、そしてハワイをふんわり感じるこだわりの一品を探してみませんか。

BRAND ブランド紹介

Jana Lam
ジャナ・ラム オアフ島

ジャナ・ラムはホノルル市カカアコ地区にデザイン工房を構えるテキスタイルとライフスタイルのブランドです。工房で作られるバッグ、クラッチ、クッションカバーなど他にはないユニークなアイテムの数々は、オーナーのジャナ・ラムと少人数のチームで編成され、手描きのデザイン、ハンドスクリーンプリント、縫製と全ての工程を自社工房で行っています。一つ一つのアイテムは、熟練の職人技と細心の注意を払い、丁寧に作られています。ハワイのローカルに愛されるブランドへと成長したジャナ・ラムは、工房併設のリテールショップの他に、ハワイ中の多くのセレクトショップで扱われる人気ブランドです。