BOWL

2019.04.09 TUE # people

妻とふたりで再出発!
彼にしかつくれない
ポルチュギーズソーセージ

“Hey, We Can Start Over, Honey!”
Ken, the Portuguese Sausage Manufacture

「母方の祖父はポルトガルから1883年に来たんだ。さとうきび畑で働くためにマウイ島のラハイナへ。父はフィリピンから。来る前に英語教育を受けていたから、英語とフィリピン語の両方をしゃべることができて、すぐに出世したっていう話だよ」
ソーセージメーカー「アンクルルイ」のケン・エンリケスが、ゆっくりとした口調でファミリーヒストリーを教えてくれます。

モーニングには、ポルチュギーズソーセージ!

アンクルルイは、ハワイのモーニングプレートには欠かせないスパイスたっぷりの「ポルチュギーズソーセージ」で人気のメーカー。太めのソーセージを斜めにスライスしたものをグリルすれば、トーストや卵との相性は抜群です。1991年の創業以来ファンを増やし、いまではハワイの有名レストランやホテルにも採用されています。

廃業からの再出発

もともとは、1980年に食肉加工のビジネスをスタートしたケン。当初の売り上げは好調でしたが、島内に大型スーパーができ始めてからは右肩下がり。やむなく会社を閉じたそうです。
「従業員は私と妻のふたりだけになった。そこからソーセージに特化することにして、アンクルルイを始めたんだ。ほら、単にカットした肉を売る、というのに比べて、ソーセージ作りならオリジナリティを出せるだろう?」
最初の会社を閉じたときに、君のために棚を空けて待っているよ、と言ってくれた地元商店のオーナーが何人もいたそう。彼らの助けもあって彼のソーセージはロコの人気を博し、ハワイ中で愛されるようになっていったのです。

ところで…「アンクルルイ」って、誰?

「みんなそれを聞くんだよね(笑)」
ブランド名の由来を聞くと、ケンは気恥ずかしそうにそうぼやきます。
「アンクルケン、も考えたけど、どうにもしっくりこなくて。アンクルルイ、ならなんか響きがいいなぁ、と。ルイおじさんは、残念ながら実在しない、架空の人物だよ(笑)」 そう言って笑うケンはやさしく穏やかですが、その裏に秘めた情熱をもつからこそ、多くの人に愛される味を生み出すことができるのでしょう。

UNCLE LOUIE SAUSAGE

1991年創業の、ハワイの老舗ソーセージメーカー。現地のホテルや飲食店のさまざまなメニューでも使用さ...

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