今日も、ボビー青木さんによるハワイアンレシピのお料理教室。そう信じていつもの場所にやってくると、そこには“はじめまして”の方がいたのでした。
bowlが誕生して、早4年
「驚かせちゃってごめんなさい。僕は、マック。bowlを運営しているSIMPLE COMPANYっていう会社の、一応社長をやっています。よろしくね」
おお、なんと社長さんでしたか…こちらこそよろしくお願いします。でも、今日はまたどうして社長自ら? ボビーさんは、今日はおやすみ?
「そう。というのも、2019年3月にbowlが誕生してからもう4年になるんだけど…そう、びっくりだよね(笑)。これから僕たちがbowlでやっていきたいことについて、みなさんに改めてお話しておきたいなって思って。それで今日はボビーさんの代打でおじゃましちゃったんだ」
いやいや、おじゃまだなんて。You are the Boss! じゃないですか。とにかく、お話を伺いましょう。
記事を通して伝えたかったこと
「これまでbowlで伝えてきたことって、そのブランドができた背景、商品開発秘話、さらには生産者たちの個人的なバックグラウンドについてだったり。ただ単にハワイの商品を売るのではなくて、その裏にはどんなストーリーがあるのかを知ってほしくて、ずっと記事を書き続けてきました」
そうですね。使い古された通り一辺倒の売り文句ではなく、きちんと現地で直接お話を伺ったうえで書かれた文章からは、すごく伝わるものがありました。
「でも2020年にパンデミックになってからは、なかなかハワイに行くことも難しくなった。最近ではだいぶ往来も回復してきたけど、以前のようにとはまだいかないよね。そこで、ハワイの食材を日本のみんなにいかにもっと楽しんでもらえるか、そこを突き詰めるために最近ではレシピの紹介を中心にした情報をお届けしてきました」
そこで大活躍しているのが、ボビーさんってわけですね。
これからのbowl?
「そう。もう本当に、ボビーさんには感謝しかありません。これからも彼の素敵なレシピは届けていこうと思うんだけど、プラス、もう少しbowlの想いについて僕の口からも伝えていこうと思っていて」
なるほど、それはなんとも興味がわいてきます。どんな内容なんでしょう?
「たとえば、ハワイという場所の特徴。島国で、何を製造するにも外から材料や資材を輸入する必要があって、それはコストに直結する。もちろん、すべてメイドインハワイの材料で生産に取り組んでいるメーカーもいるけれど、大多数にとってはなかなか難しい。そこで、その解決策のひとつとして、僕たちが彼らと協働している取り組みがあるんです」
なになに? それはすごく気になるけれど、今日はここで時間切れ。次回に続きます。