2022 12.27 tue

チャイニーズ系
ハワイローカルの味
マナプアを手づくり

Let’s Make “Mana Pua” at Home!
Hawaii’s Local Chinese Meat Bun
BIG ISLAND BEES

「小麦粉からつくる料理、ハワイといえばマナプアも忘れちゃだめだよね」
ここのところ、立て続けに手の込んだ本格レシピを紹介してくれているボビー青木さん。元ハワイアンレストランのシェフだけあって、何やらマニアックなことを言い出しました。…まなぷあ? 一体それはなんですか?
「簡単にいえば、ハワイ風の肉まんだね。中国系の移民の人たちが、その場にあった食材を包んで蒸したのが発祥。よく見かける具材は、赤く色づけされたチャーシューだけど、最近では店によってかなりオリジナリティあるラインナップがそろっているよ」
それを、今回は自分たちで生地からつくってしまおうというのですね。まあ、いよいよ年の瀬も押し迫った師走。ほかほかの肉まんが、なんとなく年末年始の雰囲気に合っているようにも思います。ボビーさん、今日もお願いします!

ボビー特製マナプア生地

(材料)※約6個分
A 強力粉 100g
A 薄力粉 100g
A ドライイースト 小さじ1
A グラニュー糖 大さじ1
・ サラダ油 大さじ1
・ ぬるま湯 110ml
・ 打ち粉(薄力粉) 適量

(つくり方)
1.大きめのボウルにAを入れ、全体が均一になるよう混ぜ合わせる
2.1のボウルに、ぬるま湯を3~4回に分けて回し入れ、その度に箸で手早く混ぜる
3.2のボウルにサラダ油を入れ、さらに混ぜる
4.ボウルの内面についた粉をなじませながら、手でこねる。手のひらでこねて伸ばすことをくり返すことで、しっとりした生地にする
5.生地のきめが細かくなったら丸く整える
6.ボウルの上から固く絞ったぬれ布をかけ、約2倍の大きさになるまで常温で発酵させる(夏場は20~30分、冬場は約40分が目安。室内の温度によっても異なるので、状況により調節する)
7.作業台に打ち粉用の薄力粉を広げ、その上で生地を転がして長さ約40cmの均等な太さの棒状にする
8.7を包丁で6等分にカットし、それぞれ綿棒で直径約20cmに伸ばす

チャイニーズチャーシュー餡

(材料)※つくりやすい量
 ・豚肩ロース 300g
 ・コナディープシーソルト 3g
 A 砂糖 20g
 A 醤油 大さじ1と1/3
 A 五香粉 3g
 A マカダミアナッツハニー 10g
 A キラウエアファイヤーBBQソース(マイルドorスパイシーお好みで) 20ml
 A 着色料(赤)0.2g
・ キラウエアファイヤーBBQソース(マイルドorスパイシーお好みで) 大さじ1

(つくり方)
1.豚肩ロースにまんべんなく塩をすり込む
2.Aを混ぜ合わせる
3.2のソースに1の豚肩ロースを漬け、一晩おく
4.2の豚肩ロースを、180℃のオーブンで約30分焼く
5.オーブンから豚肩ロースを取り出し、粗熱がとれたら1㎝角にカットする
6.5にキラウエアファイヤーBBQソースをかけ、全体を混ぜ合わせて和える

カルアポーク餡

(材料)※つくりやすい量
・ カルアポーク 150g
・ キャベツ 50g
・ キラウエアファイヤーBBQソース(マイルドorスパイシー、お好みで) 大さじ1

(つくり方)
1.キャベツを荒い千切りにする
2.フライパンを中火で温め、カルアポークとキャベツを炒める
3.2の全体にキラウエアファイヤーBBQソースをかけ、混ぜ合わせて火を止める

<仕上げ>
1. 伸ばした生地に、チャーシュー餡は40~50g、カルアポーク餡は30~35gのせる
2. 1をひだを寄せながら包む
3. 2を蒸し器で約15分蒸す

「今回は王道のチャーシューと、ピザの具材でも活躍したカルアポークを包んでみたよ。もちろん出来合いのチャーシューを使ってもいいけど、やっぱり自家製は最高だよね!」
本当に、味はすばらしいし、腹もちも満点。育ち盛りのお子さんも喜びそうな味です。
「でも、マナプアはしょっぱいだけが能じゃないんだ。来週はマナプアクッキング第2弾。スイーツ系を紹介しちゃうよ」
毎回、ボビーさんの引き出しの多さにはびっくりです。

この商品にまつわる出来事

BRAND ブランド紹介

BIG ISLAND BEES
ビッグアイランドビーズ ハワイ島

1年を通じて花の咲き乱れるハワイ島から、非加熱・無ろ過のはちみつを送り出すブランド。3代にわたり養蜂を営むガーネット&ウェンディ夫妻が運営しています。季節に合わせて蜂の巣箱を移動させ、マカダミアナッツ、オヒアレフア、ウィレライキ(クリスマスベリー)など、ハワイならではの花の単一蜜を中心に製造。 個性的なフレーバーハニーもラインナップ。