「寒いねぇ。やっぱり日本の冬は、鍋だよねぇ」
元ハワイアンレストランのシェフ・ボビー青木さん。今夜の献立は鍋以外に考えられない様子です。
「水炊きも、すき焼きもいいけど…ハワイらしい鍋、つくっちゃおうかな」
そう言って取り出したのは…なんと、パイナップル!
「酢豚やピザの専売特許じゃもったいない。パイナップルと相性のいい豚肉を使って、今夜はハワイアン鍋パーティーだ!」
パイナップル&ポーク鍋
(材料)※4人分
< スープ >
鶏がらスープ顆粒 大さじ3
水 600ml
パイナップルピューレ(もしくはジュース) 200ml
酒 大さじ2
コナディープシーソルト 小さじ1/2
※お好みで醤油、味噌を少量加えてもよい
< 具材 >
パイナップル
豚肉(バラ、しゃぶしゃぶ用など)
※その他お好きなお野菜
(つくり方)
1.スープの材料を鍋に入れ、ひと煮立ちさせる。
2.食卓にガスコンロを用意し、その上に1をのせて火にかける。お好きな具材を煮込んで召し上がれ。
ベースとなるスープは鶏ガラ。ここにパイナップルピューレ、もしくはジュースを投入。さらには具材にもカットパイナップル…、だんだん不安になってきました。ボビーさん、今回ばっかりは失敗作じゃないですか? 恐る恐るひと口試してみると…おいしい! パイナップルのトロピカルなジューシーさと豚肉の甘い脂がマッチして、これまで体験したことのない鍋料理として完成されています。
「このままあっさり塩味もいいけど、醤油や味噌をちょっとだけ加えて味変するのもおすすめだよ。自分のお皿で試してみてね」
たしかに、塩味に加えて発酵食品の旨みがプラスされることによって、スープにより一体感が生まれます。
次回はお鍋に合わせたい、ハワイアンつけだれをご紹介。お楽しみに。