「ねえねえ、パンナコッタって、知ってる?」
今日も唐突ですね、元ハワイアンレストランのシェフ、ボビー・青木さん。もちろん知っていますよ。イタリアのデザートですよね?
「お、ご名答。30年以上前の“イタ飯ブーム”のときにすごくはやったスイーツだからさ、最近の人は知らないかな、と思ったよ」
なるほど。でも、いまはブームとかは関係なく、もはや完全に市民権を獲得しているような気がします。
「ならよかった。今日はさ、ハワイ風に仕上げたパンナコッタを、すでに冷蔵庫に仕込んであるの。どう? 興味ある?」
もちろん! イタリアとハワイのコラボレーション、想像しただけでよだれが出ちゃいます。
パッションフルーツ・パンナコッタ
(材料) ※4人分(150mlの容器4個分)
・アンティリリコイ パッションフルーツシロップ 80ml
・粉ゼラチン 5g
・水 大さじ2
・生クリーム 200ml
・牛乳 200ml
・砂糖 50g
・ミント お好みで
(作り方)
1.水に粉ゼラチンを振り入れて、ふやかす
2.鍋に生クリーム、牛乳、砂糖を入れて中火にかける ※沸騰させないよう注意
3.鍋肌がふつふつとするくらい(約60℃)まで加熱したら火を止め、1を加えて溶かす
4.ゼラチンが溶けきったら、こし器でこしながらボウルに移す ※こし器がなければ、ざるや茶濾しでも代用可
5.4の粗熱がとれて人肌程度になったら、混ぜながらパッションフルーツシロップを加える。さらに混ぜ合わせる
6.5のボウルを氷水にあて、とろみがつくまで混ぜながら冷やす
7.6を容器に分け入れて、冷蔵庫に入れる。固まるまで、3時間以上おく
8.お好みでミントを飾る

「イタリア語で、『パンナ』は『生クリーム』、『コッタ』は『火を入れた』って意味なんだって。ババロアと違って卵は使わず、泡立ててもいないから、つるっとした涼やかな食感になるんだよ」
なるほど。ボビーさん、いつになく勉強してきた様子ですね。でも、そこにどんなふうにハワイ風味を加えたのかしら。さっそくいただきます。お、甘酸っぱいフレッシュな香り。これは、もしや…。
「アンティリリコイのパッションフルーツシロップを加えてみたんだ。ハワイを代表するフルーツといえば、これだからね」
ものすごく合います! つるりとした食感に、トロピカルなフレーバー。お店で出したら、たちまち看板メニューになりそうな逸品。ごちそうさまでした!





