2013年にスタートしたハワイ島サウスコナ地区のコーヒー農園、Aloha Star Coffee Farm(アロハ・スター・コーヒ・ファーム)。オーナーは、アルマンド・ロドリゲスと妻のカリナ、そして二人の家族。息子と両親と3世代で農園内に住み、家族で営むコーヒー農園では、コーヒー栽培から焙煎まで自ら行い新鮮で風味豊かなスペシャリティコナコーヒーを世に送り出しています。
アロハ・スター・コーヒーファームの紹介はこちらから。
家族の愛がたっぷり!サウスコナのコーヒー農園 Aloha Start Coffee Farm
2004年に今の場所にあったマカデミアナッツ農園をアリゾナにいながら購入し、10年間アリゾナとハワイを行ったり来たりしながらマカデミアナッツを育てた後、ハワイへ移住。一念発起して始めたのがこの地域の特産品であるコーヒー栽培でした。
近所の農園からもらった苗木で栽培スタート
コーヒー栽培の工程では、チェリー(コーヒーの実)が木から落ちると発芽するため、その発芽して育った小さな苗を抜き取る間引き作業があるのだそう。これらの抜き取られた不要な苗木を、近所のコーヒー農園からアルマンドは譲り受けて、コーヒー栽培がスタートしました。
「アボカドだって収穫するのに5−6年かかるから、コーヒーは収穫にかかる年数が少ないと感じだんだよ」と、アルマンド。
といっても、コーヒーが収穫できるようになるまで早くても2年かかるそうで、コーヒー農園を始めた頃は3つの仕事を掛け持ちしていました。
アルマンドの母親が作ったメキシカンフードをフードトラックで販売し、アルマンド本人はもともと建築土木業のバックグランドを持っているので、庭仕事やハンディマン(家周りの修理などを行う便利屋を指す言葉)として働き、また、他の人が所有しているコーヒー農園の世話も行なって収入を得ていました。
メキシカンフードトラックはなかなか厳しかったけれど、他のコーヒー農園の手伝いは現在も行っているそうです。
「その農園のオーナーがかなりの高齢で、農園内にある家の価値が1ミリオン(現在のレートで約1億六千万円)くらいするんだよ。でも、農園をやっていると税金が安くなるから、僕が彼らの代わりに農園の世話をして、僕はコーヒーをもらって、オーナーは税金が安くすんでお互いありがたいというわけだ」なるほど、そんなウィンウィン関係がコミュニティーの中にあるのですね。
助け合いで繋がるコーヒーの輪。高級なコナコーヒーも小さな家族経営の場合、こんな工夫や日々の努力があってコーヒーが作られています。そう、これこそ「レイバー・オブ・ラブ(Labor of love)」。それだけ愛がたっぷりとつまっているのです。
アロハ・スター・コーヒーファームのヒストリーのパート1はこちらからどうぞ。
Aloha Star Coffee Farm 始まりの歴史を紐解く -前編-





