ハワイ島の限られた土地でのみ栽培され、活火山から生み出された肥沃な火山性の土壌、10度以上の寒暖差、手摘みによる収穫などからフルーティーで味わい深い高品質なコナコーヒー。世界三大コーヒーの一つとして世界中で愛され続けています。
サウスコナ地区で、アルマンド・ロドリゲスが営んでいるコーヒー農園、Aloha Star Coffee Farm(アロハ・スター・コーヒ・ファーム)は、世界最大の活火山であるマウナロア火山の西側の斜面に位置し、「コナコーヒーベルト」と呼ばれる特別な地区に位置しています。アルマンドと妻のカリナ、そして彼らの家族によって2013年にスタートしましたが、農地購入からコナコーヒー農園を始めるまでに、実に9年という年月がかかっています。
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家族の愛がたっぷり!サウスコナのコーヒー農園 Aloha Start Coffee Farm
アリゾナ在住時に購入したのは…、マカデミアナッツ農園
メキシコ生まれのアルマンドは、1978年8歳の時に家族で米国へ非合法的に移住しました。アルマンドの両親が、子供達のためにより良い将来を求めて移住を決意したのだそう。その後、1986年に当時のロナルド・レーガン大統領の恩赦によって、米国市民権を取得しました。
ハワイは、野菜や果物を自分たちで育てていた懐かしい子供時代を思い出してくれ、愛着が湧くように。大人になり、アリゾナ州で小さな建設会社を営んでいたアルマンドは、家族と共にバケーションでハワイを度々訪れていたのです。
「アリゾナは厳しい気候条件もあって、ピーチやりんごくらいしか育てられなかった。一方、ハワイでは多くの野菜や果物を育てることができ、のんびりとしたライフスタイルや温暖な気候、人々がフレンドリーで優しくて、ここに住みたいと思ったんだよね」とアルマンド。
予算内に収まる土地がほとんどなかったものの、2004年にアリゾナに居ながら、サウスコナ地区のマカデミアナッツ農園を家族と共に購入。約10年間、ハワイとアリゾナを行ったり来たりしながら、1200本ものマカデミアナッツの木の世話をしていました。
「正直なところ、マカデミアナッツを育てて卸しても利益が低くてね。それまでコナコーヒーを飲んだこともなかったけれど、コーヒーは利益になること、土地がサウスコナ地区にあってコナコーヒーで有名であることから、生きていくためにコーヒーを育てることを決意したんだよ」
そして2013年、アルマンドはアリゾナのビジネスを弟に任せて、家族でハワイへ移住したのです。アルマンドの母親のヘルプでメキシカンフードビジネスを考えたりもしたそうですが、そこは一念発起。思い切って2013年にコナコーヒー農園をスタートしました。

予算内で唯一購入できたマカデミアナッツ農園が、たまたま高緯度なサウスコナ地区にあって、コーヒー栽培に適していたというアルマンドとカリナの運命。二人とその家族が未知のコーヒービジネスへと飛び込んでいったのも、アルマンドの両親がその昔子供たちに見せた「人生を自ら切り開いていくたくましい姿」に影響を受けたのかもしれません。
はてさてコーヒーど素人のアルマンドは、どのようにコーヒービジネスをスタートさせたのでしょうか?(後半へ続く)
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Aloha Start Coffee Farm 自分のコーヒーを初めて飲んだ日





