カイルア在住のアーティスト&写真家、クリスティン・レイノさんが手掛けるブランド「Lola Pilar Hawaii(ローラ・ピラー・ハワイ)」。アメリカ本土で写真撮影や映画撮影などを専門に学び、カリフォルニア州では大手サーフブランドでフォトグラファーとしての経験を積んできた実力派です。
現在は、子供の頃に住んでいたハワイへ移住。この地の自然にインスパイアされた彼女は、美しい本物の草花やフルーツなどをモチーフに写真撮影し、それをアートにするという新しい手法を確立。唯一無二のスタイルはハワイはもちろん世界中から注目を集めています。
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新感覚「写真アート」でハワイを感じる。ローラ・ピラーの世界へようこそ
カイルア在住のクリスティンは、ヘルシーでアクティブな女性です。毎朝5時半頃には目覚め、ウォーキングをしながら花や木々を眺め、インスピレーションを高めていくことからスタート。基本的には、美しくユニークなモチーフを見つけ、そこからアート作りの方向性が決まっていくことが多いというから、この作業はとても重要で楽しいことなんですって。
テーマが決まったら、撮影に必要な花や葉、フルーツを探して島中を駆け回ることも珍しくないのだとか。自宅や友人宅などにある植物を使うこともあるし、もちろんフラワーショップやファーマーズマーケット、果実店などから仕入れることもある。そして街の中、公園などを自ら歩き、落ちている花や木の枝を拾い集めることも。

「私は絵が描けないから、写真を撮ってアートを作るんだけれど、そのモチーフを揃えるのは本当に大変なの。すべて本物の花や果物を使うから、フレッシュなまま長くとっておけないし、自然のものだから虫がついていたり、大きさがまちまちだったりすることがほとんどで。形も色も風合いも、すべてのバランスがそろった花や葉を集めるのに何日もかかることがあるし、それらをきれいにクリーンアップして、イメージ通りに配置するのに、また何時間もかかっちゃう。そして、それらを真俯瞰から撮影しながら調整して⋯。これがね、言葉で説明できないくらい、とても難しいのよ」とクリスティン。
たしかに、自然相手のとても個性的な作品づくり。その工程を想像するだけで、気が遠くなりそうです。
「とくに、小さくて繊細なお花をたくさん使う作品は、時間もかかるし手間も大きい。でも、だからこそ私にしかできない世界を作ることができると思って、信念を曲げずにやっているわ。加工はせず、本物の一瞬を切り取って表現したい。本当に大変なのだけどね」。
だからこそ、彼女の作品はフレッシュで繊細で美しい。見ているだけで、その香りや手触りを感じられるような、独特の魅力に満ちているのです。
最近は、ハワイのラグジュアリーホテルなどとのコラボレーションも増えているローラ・ピラー・ハワイ。ワイキキの貴婦人とも呼ばれる老舗ホテル「モアナ・サーフライダー・ホテル」にも、彼女の作品が堂々と飾られています。
一大プロジェクトとなった、そのコラボレーションについては、また次の機会にご紹介させてください。「ローラ・ピラー・ハワイ」、これからがさらに楽しみな注目ブランドです。





