ハワイらしくて温かみを感じるウッド製の小物たち。地元でも大人気のローカルブランドが「ショップ・トースト」です。木材を使った手作りの雑貨は、どれもかわいらしくてギフトにもぴったり。見ているだけで癒やされる優しい雰囲気がたまりません。
実はこのブランド、ハワイ大学マノア校の建築学部を卒業したジェレミー・ショウダ(Jeremy Shoda)さんがオーナー。ハワイ・ホノルル生まれのロコボーイです。建築系の仕事をする中でも、とくに3Dデザインが得意だった彼。もともとは友人向けに、木製のギフトボックスを作ってプレゼントしていたんだそう。それが好評であっという間にクチコミで広がり、2006年に本格的なビジネスを立ち上げることになったんですって。

ローカルの心をつかんだ木製ギフトボックス
ぱかっと蓋が開いて、中に小さなおもちゃやお金、お菓子などを入れてプレゼントできる筒状のボックスは、それまでなかった新しいギフトスタイルを生み出しました。お礼やお祝いなど、ちょっとしたギフトを贈り合うローカルカルチャーに、まさにぴったり。これならギフトをあげる側も、受け取る側も、思わずほっこり笑顔になりそうですよね。
そして、単にかわいらしいだけでなく、環境への配慮も大切にしているのがショップ・トーストの魅力。プラスチックを使わないエコフレンドリーなパッケージであることも、人気のポイントです。
「使い捨てのケースではないので、ボックスとして何度も再利用できるし、インテリアとして部屋に飾ってくれる人も多いようです。最終的にゴミになり土に埋められても、ウッド製だから生物分解される。プラスチックごみのような悪影響はないんですよね」と語るジェレミーさん。ひとつひとつのアイテムから感じる優しさは、その人柄がそのまま映し出されている気がします。
温かいオーナメントやハワイが香るディフューザーも!

最近は、同じく木材を使った「オーナメント」や「ウッド・ポストカード」「ディフューザー」など新しいアイテムも続々と誕生して話題に。とくに2015年頃からスタートした「ミニ・ディフューザー」や「カー・ディフューザー」など、繊細でハワイらしいフレグランスアイテム「Island Sunscent」シリーズは大人気。
プルメリアやピカケ、さらにオリジナルのマノア・レインなど、なんと30種類以上の香りを展開しています。ミニサイズでかわいらしいフォルムのケースとのマッチングも、素敵なんですよね。
建築のプロがハワイ・ホノルルでひとつずつ作り出す、小さくて精巧で優しいアイテムたち。ローカルが愛して止まない雑貨の数々、ぜひあらためてチェックしてみていただきたいです。