2026 06.19 fri

水彩画とデジタルの
ミクストメディア・アート
今、サラのアートが求められる理由

Where Watercolor Meets Digital — Why Sarah’s Art Is in Demand Now

ハワイの大地、そして海にインスパイアされた水彩画アートが注目を集めるアーティスト、サラ・デヤング(Sarah DeYoung)さん。2021年に「サークリエイト(Sarcreate)」というブランドを立ち上げ、現在はハワイのマウイ島をベースに活動しています。

「生まれ育ったミシガン州から、ハワイのマウイ島へ拠点を移し、この素晴らしい環境にインスパイアされた作品をただただ描き始めたの。そして2021年に本格的に自分のブランドSarcreateを立ち上げたんだけど、最初は作品をSNS(インスタグラム)にポストすることから始めたの。ちょうどパンデミック直後くらいで、なかなか直接イベントなどもできなかったしね」とサラさん。

パンデミックの影響もあり、オンラインやソーシャルメディアでの繋がりがそれまで以上に強くなった時期だった……という背景もあり、インスタグラムへの投稿は想像以上に広がっていきました。その投稿が多くの人へとシェアされ、世界中にファンが増えていったわけです。まさに、時代も味方につけたアーティスト!

SNSから世界へ!「ビジネス・コラボ」のオファー多数

当時掲載していたのはオリジナルのアート作品。たくさんの人に見てもらって、アートプリントが売れたらいいなと思ってポストしていたそう。ですが、彼女の作品を見て「あなたにビジネス用のデザインをお願いできないか」とか「コラボレーションでTシャツを作ることはできない?」、「イベント用のモチーフやパターンを作ってほしいんだけど可能かな」といった依頼が一気に増えたのです。

Vivi Paletteとコラボしたポーチもキュート

「私のアートは、サーフィンやトロピカルな要素も強いので、世界中のビーチリゾートから仕事の相談や依頼が舞い込むようになりました。アメリカ(ハワイ、カリフォルニア、フロリダなど)はもちろん、オーストラリアや日本のクライアントも増えています。とくにサーフィンが盛んなエリアからのコンタクトが多いかな。私自身もサーフィンが大好きだから、Tシャツや水着、サーフハット、サーフフィンなど関連グッズのコラボレーションはとくに嬉しいし、気持ちも入ります。どんどん新しいグッズが増えて、世界中の人が身に着けてくれたり、使ってくれたりするのは楽しい!」とサラさん。

こうして、アーティストとして独り立ちできるようになったサラさん。2026年を迎える今、さらに多くの人たちとアートを通じて、世界を相手に仕事をしています。

アースカラーの水彩画とデジタルアートの自由な融合

「アースカラーの絵の具を使って水彩画を描き、徐々にアイデアを広げて完成させていくのが私のスタイル。時には、そのデザインやカラーをデジタルに移行してiPadで仕上げていくこともある。それがTシャツのデザインになったり、オリジナルバッグが生まれることもあって。こうやって、自分のデザインが商品になって世界中に羽ばたいていくのは不思議な感覚です」とも。

水や自然をテーマに、心のままに描き始めたサラのアートは、自らが必死で「営業」しているわけじゃないのに、ソーシャルメディアを通じて人々の心に届いた。そして、一緒に何かを作りたい!と思わせる魅力にあふれていた、ということなのですよね。

これって本当にすごいことだなあと思います。

少し前ですが、サラ自身が1枚ずつ手描きでデザインを描いたパーカーを、枚数限定で制作したことも大きな話題に。そう。本当に、アナログとデジタルの世界を自由に行き来しているこの感じが、たまりません。まだまだ新たな挑戦もいろいろ。この勢い、この輝きを、これからも応援したいと思います。