2026 05.15 fri

象徴的なアースカラーがサラの魅力
特別な絵の具へのこだわりも

Sarah’s Signature Earth Tones — Crafted with Hawaiian Pigments
sarcreate

マウイ島を中心に活動するアーティスト、サラ・デヤング(Sarah DeYoung)さん。2021年、自身が手掛けるブランド「サークリエイト(Sarcreate)」を立ち上げ、今まさに世界中から注目を集め始めている新進気鋭のアーティストです。

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ハワイの海や自然にインスパイアされて描かれる、サラさんのアート。その特徴は、水の流れをイメージする流動的でなめらかなタッチと、やさしくて独特な「アースカラー」の使い方にあります。通常、トロピカルな南国やビーチシーンを描く場合、ビビッドカラーや原色に近い鮮やかな色を使うアーティストも多い中、彼女は頑なにこのスタイルを続けています。

「もちろん、ビビッドカラーのキラキラした世界も素敵だと思います。だけど、私のアートのソウル(魂)は豊かな大地から生まれていると思うので、私のアートにはアースカラーを使うことが自然なんです。ナチュラルな、ハワイの大地の色合いを感じながら、作品を描いています」とサラさん。

ハワイ産の絵の具にこだわる、サラのアースカラー

化学的な色ではなく、自然の色、アースカラーにこだわる彼女は、その独特の配色を生み出すために特別なパレット(絵の具)を使っています。それが「オーシャンペーパーOcean Paper」というブランドの絵の具。もともとハワイ・カウアイ島でスタートした絵の具ブランドで、天然の顔料を使ってていねいに手作りされた絵の具なのだそう。

「私にとって、オーシャンペーパーの絵の具はまさに理想的な色合いなんです。黄色や青、茶色などの自然なアースカラーが豊富にそろっているので、その中から必要なカラーを選んで自分だけのオリジナルパレットを作っているの」とのこと。

その特別な配色をもとにアースカラーで水彩のイラストを描くのですが、彼女はiPadを使ってデジタルで絵を描く場合にも、この配色を忠実に再現しているのだそうです。実際の絵の具の色合いをもとにデジタルのカラーパレットを作成。こだわりが詰まった色合いのバランスこそが、彼女の個性であり最大の魅力なんですね。

水の流れを表す“ゆるさ”や“不完全さ”が個性

また、「水ってゆったりと流れていて自由なものですよね。だから私のアートも、いつも開かれていて、柔軟で、自由な表現でありたいんです。iPadを使って描く作品であっても、きっちりしたタッチではなく、ゆるいライン使いを活かしています。いわゆる“パーフェクト”な絵ではないかもしれないけど、それが私のスタイルの大きな特徴。不完全であることが逆に個性になっている、と思っています」とも語ってくれました。

こだわりのアースカラー、そしてゆるやかで自由なライン使い。大地からパワーを得たようなサラさんのアートは、ポップながら懐の深い温かさに満ちています。

サークリエイトならではの個性に魅せられ、サーフアパレルなどからコラボレーションの引き合いが後を絶たないのも納得。次はそんなお話をご紹介します。お楽しみに!

BRAND ブランド紹介

sarcreate
サラクリエイト マウイ島

ミシガン州出身のアーティスト、サラ・デヤングによるブランド。現在はハワイ・マウイ島に拠点を置き、水の流れにインスパイアされた癒やしのハンドペインティングを生み出す若手アーティスト。カウアイ島で作られる水彩絵の具「Ocean Paper」にこだわって描かれる、アースカラーのやさしい作品が多くの人々に指示され始めている注目のブランドです。