エココンシャスでサステイナブル、さらにハワイらしいエレガントなデザイン要素を取り入れたバッグやポーチが人気の「シタディン(Citadine)」。オーナーデザイナーのジュリアさんが、最近になって新たにスタートしたのが「パラカ」を活かしたアパレルライン「Palaka Ready-to-wear」です。
プランテーション時代から続く「パラカ」の伝統
パラカとは、1800年代にイギリスやアメリカの船員たちが着用していたシャツ(フロック・シャツ)が起源とされる「格子柄」の布地のこと。パラカシャツは、その丈夫さ、耐久性、速乾性などが重宝され、ハワイで1920年代にプランテーション(農園)で働く人たちに浸透したという歴史を持っています。また、ハワイのカウボーイ(パニオロ)の間でも人気だったとか。
ちなみに当初のパラカ・シャツは、紺☓白の格子柄だったと言われています。これが日本の「絣(かすり)」の模様に重なって、日本からの移住者に愛されたとも。もちろん今は、カラーバリエーションも豊富になっているんですけどね。

パラカの魅力をモダンに、そして丁寧にアレンジして
そんな長い歴史を持つパラカ生地は、現在もハワイで大切に受け継がれています。プランテーション時代から続く、伝統の生地をモダンにアレンジしたのがシタディンの「Palaka Ready-to-wear」。パラカを活かしたドレスやシャツ、ショーツ、小物などを、ジュリアさんのこだわりたっぷりな丁寧な製法で作り上げています。
たとえば、縁や内側がきれいに仕上がる「フレンチシーム(袋縫い)」や「シングルニードル(巻き伏せ本縫い)」など、手間がかかるけれども大切な処理。そこにこだわった上品で上質なアイテムたちは、ビーチシックなハワイではもちろん、世界中の様々な街で着こなせるはずです。
ハワイの歴史に「シンプル&エレガンス」なシタディンのエッセンスが香るシタディンのアパレルライン。量産品とは一味違う、特別な一枚を見つけてみませんか?