10年以上前から人気に火が付き、もはやおしゃれ朝ごはんの殿堂入りを果たした感のある「エッグベネディクト」。ハワイでも人気店には行列が絶えませんが、自分で作ってみよう！と思う人は少ないかもしれません。というのも、ポーチドエッグの上にたっぷりとかかった「オランディーズソース」が難関。卵黄、バター、レモン汁、塩を混ぜるというのが基本のレシピですが、自作するのはなかなかのハードルの高さです。
「たまには便利アイテムで楽しちゃうのも手だよ！」
元ハワイアンレストランのシェフ、ボビー青木さんは笑顔でそう言います。今日ボビーさんが持ってきたのは、水と混ぜて加熱するだけで手軽にオランディーズソースができちゃうというパウダー。
「僕は水の代わりに牛乳でクリーミーに仕上げるのが好きなんだ」
早速作り方を教えてもらいましょう。
失敗しないエッグベネディクト
（材料）※1人分
・イングリッシュマフィン 1個
・ベーコン 2枚
・卵 2個
・お酢 大さじ２
・粉末オランディーズソース 50g
・牛乳（または水） 100ml
・黒胡椒 お好みで
・お好みの野菜
（作り方）
１. イングリッシュマフィンをふたつに割り、両面を軽くトーストしておく（フライパンでも可）
２．ベーコンをフライパンで色よく焼き、大きければマフィンに乗せやすいサイズに切る
３．ボウルの上にザルを重ねてその上に卵を割って2、30秒待つ（水っぽい白身をボウルに落として、ポーチドエッグをきれいに仕上げるため）
４．鍋にお湯（分量外）を沸かして酢を入れ、ぐらぐらと沸騰したら3の卵を入れる。2分半たったら氷水に取り、軽く水分をふき取る
５．鍋に粉末オランディーズソースと牛乳（または水）を入れてよくかき混ぜる。混ぜながら中火にかけ、とろみが出てきたら火からおろす
６．１のイングリッシュマフィンに２のベーコン、4のポーチドエッグの順にのせ、5のオランディーズソースをかける。お好みで黒胡椒をふる。お好みの野菜を添える
「オランディーズソースを使って、サラダのドレッシングやディップにするのもおすすめ！」
ボビーさんのとっておきレシピは2種類。オランディーズ３に対して、それぞれマヨネーズとバルサミコ酢を１ずつ加えて混ぜるだけというもの。マヨネーズバージョンはよりコクを増し、バルサミコ酢は濃厚なオランディーズソースをさっぱりといただけます。表情の違うふたつのソースで、楽しくお野菜が食べられちゃいますよ。