ハワイの伝統的料理「カルアポーク」。正式には豚を丸ごと一匹地中につくった窯で燻製にしてつくります。なかなかこのトラディッショナルな調理方法が難しくても、豚肩ロースと燻製塩を使って家庭で近いものをつくることも可能。凝縮旨みとシンプルな塩味で、日本人にも非常になじみやすい味わいです。キャベツと炒めたポピュラーなメニュー「カルアキャベジ」などは、ハワイフェアで見かけたことがある方も多いかもしれません。しかし、キャベツと炒めるだけではもったいない! ほかにもさまざまなお料理に活用することができるんです。今回から2回にわたって、カルアポークのアレンジレシピをご紹介していきます。
カルアポーク・サラダ
あたたかい料理に使うイメージの強いカルアポークですが、サラダに仕上げるのも美味、かつとてもお手軽なのでおすすめしたい調理方法。お酒がぐいぐいすすむおつまみとしても最高です!
(材料)※約二人分
・たまねぎ 1/2個
・ミニトマト 4個
・カルアポーク 100g
・オリーブオイル 大さじ1
・塩胡椒 適量
・飾り用野菜 お好みで(写真ではブロッコリースプラウトを使用)
(作り方)
1.たまねぎを薄切りにして、辛みが強ければ水にさらしておく
2.ミニトマトを1/2にカットする
3.塩加減を見ながら、水気を切った1、2と残りの材料をざっくりと混ぜ合わせる
4.器に盛り付け、お好みの野菜を飾る
カルアポークの汁が出ている場合は、肉と汁を一度フライパンで煮詰めて水分を飛ばしてから使うと、旨みがぎゅっと凝縮します。その際は粗熱をとってから野菜と合わせることをお忘れなく。
カルアポークの奥深い味わいに玉ねぎのさわやかな辛みがベストマッチした、簡単ながらも秀逸なひと品です。野菜は水菜や千切りにしたレタスなど、季節のものやお好み次第でいろいろアレンジしてみてください。
次回はカルアポークを使った、あたたかいレシピをご紹介します。