2022 11.15 tue

味の決め手は
ターキーの肉汁
自家製グレービーソース

Original Gravy Recipe
Using Juice from Thanksgiving Turkey

前回は、アメリカのサンクスギビングに欠かせないターキーレシピを、ハワイ現地のアレキサンダー家に教えてもらいました。そもそもサンクスギビングの歴史は、新大陸を求めてアメリカにやってきた開拓者たちに端を発するといわれています。慣れない土地で苦労しながらも、原住民の助けもあり、なんとか新しい生活をスタート。その食の恵みに感謝したことが由来とされています。

そんな歴史に敬意を払い、ターキーを調理した際にはその肉汁までをもありがたく活用してみませんか? 旨みのつまった自家製グレービーソース、今回もアレキサンダー家に伝わるファミリーレシピを伝授していただきます。

アレキサンダー家のグレービー

(材料)
・ ターキーをグリルした際の肉汁 400cc
・ フレッシュタイム 1束
・ 無塩バター 50g
・ 小麦粉 30g
・ 塩・黒こしょう 適量

(つくり方)
1. フレッシュタイムをみじん切りにする
2. ターキーの肉汁を目の細かいザルでこす
3. フライパンに無塩バターを入れて弱火で溶かす
4. 3に小麦粉、1のフレッシュタイムを入れ、軽く焼き色がつくまでごく弱火で混ぜる
5. 4に2の肉汁を少しずつ加えながら混ぜ、途中で中火にする。全量入れる
6. 沸騰したら火を弱火にし、とろみがつくまでよく混ぜながら加熱する
7. 火を止めて塩と黒こしょうで味を調える

ターキーはもともと脂分が少な目でさっぱりとしており、ときにパサパサしてしまうのが難点。でもグレービーソースをかけることでしっとりとし、よりおいしくいただけます。つけ合わせのマッシュポテトなどにかけても美味。ターキーを調理した際には、ぜひグレービーづくりにも挑戦してみてください。