待ちに待った、春。昨年から引き続いて、なかなか盛大にお花見パーティというのも難しい状況ですが、ピクニック気分を演出するようなメニューを用意すれば、家のなかでもちょっとしたお出かけ気分が味わえます。断面の楽しいラップサンドなら、お子さんも喜ぶこと間違いなし。片手で手軽に食べられるので、在宅ワーク中の方にもおすすめのレシピです。
「塩味と燻製フレーバーのきいたカルアポークなら、どんな野菜とも相性ばつぐんだよ！」
元ハワイアンレストランのシェフ、ボビー青木さんはそう話します。カルアポークとは、塩で味付けした豚肉を燻製するハワイの伝統料理。正式には豚丸ごと一匹を地中につくった窯でいぶすという大掛かりなものですが、塩豚をほぐして代用してもいいでしょう。
ハワイアン・ラップサンド
（材料） ※すべてお好みの量でどうぞ
・トルティーヤ
・サニーレタス
・むらさきキャベツ
・にんじん
・パプリカ
・クッキングシート
・カルアポーク
・マヨネーズ
・BBQソース
・サワークリーム
（作り方）
１．トルティーヤの両面をフライパンで軽くあぶっておく
２．サニーレタス、むらさきキャベツは手でちぎる
３．にんじんは千切り、パプリカは5㎜ほどの幅で縦に切る
４．クッキングシートの上に１のトルティーヤを置き、２、３で準備した野菜を順にのせる
５．４にカルアポークをのせ、お好みの調味料をかける
６．５をきつく巻き、両端をキャンディーのようにねじる
７．中心を斜めにカットする
トルティーヤは先にあぶることで風味が増し、また巻きやすくなります。野菜はお好きなものをお好みでどうぞ。今回使ったにんじんやパプリカは、ピクルスを使ってもおいしく仕上がります。いろいろな調味料を試すのも楽しいですが、BBQソースとサワークリームの組み合わせは、日本にはない味付けでおすすめです。
「うーん、おいしい！ このラップサンドの色どりみたいに、気分はいつでも明るくアロハでいきましょう！」
ボビーさん、もうラップサンド3本目です。