2020 08.25 tue

まるでチョコレートの
チーズケーキ!
ゴートミルクバーとは?

Almost like a Chocolate Cheese Cake!
All About the Goat Milk Bar
MANOA CHOCOLATE

「ヤギのミルクを使ったチョコレートです」
そう言って試食をおすすめすると、たいていのお客様に目を白黒されてしまいます。口に入れると、カカオの重層的な味わいの奥に、確かに感じるゴートミルク特有のテイスト。クリーミーで力強く、言うなれば「チョコレートチーズケーキ」のよう。ほかにはまずない、オアフ島「マノアチョコレート」の贈るユニークなフレーバーです。

上質カカオにプラスして

マノアチョコレートは、世界中から高品質なカカオ豆を仕入れてチョコレートをつくる、いわゆるビーントゥバーのブランド。ハワイ、エクアドル、タンザニア、ドミニカ、ペルー…。単一産地のカカオのみで豆の味の違いを楽しむ「シングルオリジンバー」の他、フレーバーやトッピングをほどこした「インクルージョンバー」も人気です。ヤギのミルクを使った「ゴートミルクバー」は、このインクルージョンバーのひとつ。69%カカオ、11%ゴートミルク、20%砂糖というシンプルな原料で構成されています。ヤギのチーズが大好きだというオーナー・ディランの、牛の代わりにヤギのミルクを使ったらどうだろう?というアイデアから生まれた商品です。

個性には個性を

「私はこの商品を、『チーズボードチョコレート』って呼んでいるわ」
ディランの奥様でチョコレートソムリエのタミーはそう話します。おつまみとして、チーズやドライフルーツと一緒に並べて楽しむのにぴったりのチョコレート、そういうことです。
「私のおすすめは、ボディのある白ワイン。ゴートミルクのもつ独特の香りに負けないキャラクターをもった白がいいと思う。ボルドーのソービニヨンブラン、あとアルゼンチンのセミヨンなんかもぴったりね」
チョコレートのベースがダークなので、赤ワインももちろん合うとのこと。
「ブルゴーニュの赤。ガメイとか、ちょっと土っぽいアーシーなニュアンスのピノノワールとか」
もはやお菓子というよりも食事のようなチョコレート。そう評されるオンリーワンの味を、お好みのワインと共に楽しんでみませんか?

BRAND ブランド紹介

MANOA CHOCOLATE
マノアチョコレート オアフ島

オアフ島カイルアにあるビーントゥバーのチョコレートメーカー。ハワイをはじめ世界中から集めた良質なカカオを使い、豆からバーになるまで一つひとつ丁寧につくり上げています。原料となるカカオ豆は、すべて農園からサンプルを取り寄せて味を確かめてから購入。それぞれの豆の個性に合わせて焙煎を調整するというこだわりようです。