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2019.09.06 FRI # people

アルフレッドが
電気技師からコーヒー
焙煎士になるまで

Alfred Started His Career as an Engineer?
This Is How He Ended Up as a Coffee Roaster

「もともとはジョージアで特殊電気技師の仕事をしていたんだ。発電所や潜水艦、ロケットなんかに使うような。あのアポロ計画にも携わっていたんだよ」
アルフレッド・コッシーナ(写真左)の身の上話を聞いてみると、現在コーヒーロースターとして活躍する姿からは想像もできないストーリーが飛び出してきました。
「弟のダンが1969年にすでにハワイに移住していたんだけど、仕事を手伝ってほしいって言われてこっちにきたんだよ。電気技師としての13年のキャリアを経て、1978年にハワイに越してきたんだ」

技師のスキルがマシンに生きる?

マグカップなどを製造するダン(写真右)のビジネスを手伝っていたアルフレッド。83年にコーヒー業界との出会いがありました。
「ダンの友達が、展示会でエスプレッソマシンを販売する人を探していた。僕はメカニックも、電気のこともわかるから引き受けたんだ。そうしたらこれがすごくおもしろくって」
本格的にエスプレッソマシンの販売を始めたアルフレッドは、コーヒー豆の販売者とタッグを組み、マシンの販売先にその後コーヒー豆を卸すというビジネスを始めました。
「すごくうまくいったんだ。そのうちこのコーヒー屋が、小売りの調子がいいので卸しはもうやらない、と。それで僕が彼の卸し先を引き継いで、自分でコーヒー豆を販売するようになった。これがすべての始まりだね」

生徒であれば、知識はやってくる

そこからコーヒーのことを猛勉強したアルフレッド。大学でコーヒーの研究をおこなう教授、生産者、輸出者、輸入者、さまざまな人にコーヒーの加工、焙煎から包装に至るまで、ありとあらゆる指導を仰いだといいます。やがて彼の焙煎は評判を呼び、数々の有名ホテルやレストランで採用されるようになりました。
「顧客のために最善のことを、と思ったら、現場に飛び込んで直接学ばないといけない。電気でもコーヒーでも、僕はこれまでそうやって仕事をしてきた。自分が生徒であろうとさえすれば、人は知識を与えてくれる。僕もまだまだ生徒だよ」
70代になったいまでもそんな言葉をさらりと口にできるアルフレッド。その謙虚なきもちをもち続けているからこそ、彼のコーヒーは多くの人に愛されているのでしょう。

ALFRED’S COFFEE

ハワイの有名ホテル・レストラン100社以上にオリジナル焙煎のコーヒー豆を提供しているロースター、アル...

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